マーベル映画「ブラックパンサー」アルバム、全米アルバムチャート第1位でデビュー
「ブラックパンサー」全米アルバムチャート第1位でデビュー
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)で「Black Panther: The Album/ブラックパンサー:ザ・アルバム」が第1位でデビューしたと発表された。
このアルバムは2018年第60回グラミー賞で5冠を獲得したケンドリック・ラマーが手がける最新作。ラマーと彼のレーベル「TDE(Top Dawg Entertainment)」のCEOであるアンソニー “トップ・ドッグ” ティフィスがプロデュースし、ラマー、ザ・ウィークエンド、SZA、カリード、2チェインズ、トラヴィス・スコットらが参加。
初動ユニットは15万4000で、アルバムの純粋な売上は5万2000枚。総ユニットのうち2/3がストリーミングによるポイントであった。ストリーミングがアルバムの売上(ポイント)に加算されるようになってからは、2016年8月にリリースされた映画「スーサイド・スクワッド」の182,000ユニットに続く記録となった。映画は北米第1位でデビュー、新記録を樹立した。
このアルバムはインスパイアード・アルバムでサウンドトラック扱いではないが、このアルバムより3曲が起用されている。アルバムより使用された曲は「OPPS」 「オール・ザ・スターズ」「プレイ・フォー・ミー」。
本作からは、ケンドリック・ラマーとR&Bシンガーのシザによるコラボレーション「オール・ザ・スターズ」が先行シングルとしてリリース。2月6日に公開されたミュージック・ビデオが反響を呼んだ。公開直前にリリースされたザ・ウィークエンドとケンドリック・ラマーによる「プレイ・フォー・ミー」が、先週のHOT100チャートで7位に初登場した。
曲順
- ブラックパンサー - ケンドリック・ラマー
- オール・ザ・スターズ - ケンドリック・ラマー、シザ
- X - スクールボーイ Q、2 チェインズ、サウディ
- ザ・ウェイズ - カリード、スウェイ・リー
- OPPS - ヴィンス・ステイプルス、ユーゲン・ブラックロック
- アイ・アム - ジョルジャ・スミス(劇中使用曲)
- パラメディック! - SOB X RBE
- ブラッディ・ウォーターズ - アブ・ソウル、アンダーソン・パーク、ジェイムス・ブレイク
- キングズ・デッド - ジェイ・ロック、ケンドリック・ラマー、フューチャー、ジェイムス・ブレイク(劇中使用曲)
- リデンプション・インタールード
- リデンプション - ザカーリ、ベイブス・ウドゥモ(劇中使用曲)
- シーズンズ - モジー、ジャヴァ、リーズン
- ビッグ・ショット - ケンドリック・ラマー、トラヴィス・スコット
- プレイ・フォー・ミー - ザ・ウィークエンド、ケンドリック・ラマー
「ブラックパンサー:ザ・アルバム」デジタル&輸入盤は発売中。国内盤は2月28日に発売。映画「ブラックパンサー」は3月1日に日本公開。
グラミー賞受賞歌手であるケンドリック・ラマーと、彼のレーベルであるトップ・ドッグ・エンタテイメントのCEOを務めるアンソニー “トップ・ドッグ” ティフィスが『ブラックパンサー ザ・アルバム』を全面プロデュース。
『ブラックパンサー ザ・アルバム』は、リード・シングルとしてケンドリック・ラマーとグラミー賞新人賞ノミネート歌手であるシザによる楽曲「オール・ザ・スターズ」を含む、『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー』の劇中で使用される楽曲や、映画にインスパイアされた楽曲で構成。
ライアン・クーグラー監督とケンドリック・ラマー、アンソニー “トップ・ドッグ” ティフィスの3名で映画の各シーンで必要な音楽を一から制作。クーグラー監督自身がケンドリック・ラマーとのコラボレーションを熱望した事からこの企画が実現。1作品のために多くのオリジナル楽曲を起用する事はマーベル・スタジオ初の試み。(Universal Music Japan)
Source: Billboard-Japan, Barks, Disney