「ミッション:インポッシブル6」のスタントでトム・クルーズ骨折、「デッドプール2」ではスタントマンがスタントで事故死








「ミッション:インポッシブル6」のスタントでトム・クルーズ骨折


「ミッション:インポッシブル6」と「デッドプール2」、撮影中の2作品で事故が起きた。「ミッション:インポッシブル6」では主演のトム・クルーズが骨折、「デッドプール2」では女性スタントマンが事故死した。

トム・クルーズは屋上へと飛び移るスタントで、壁に激突。足首の骨を2本骨折しており、回復までには数か月を要すると伝えられている。撮影は4か月休止、全米公開日も7月27日からクリスマスシーズンへの延期が濃厚と海外情報をCinema Todayが伝えた。



『ミッション:インポッシブル』第6弾の関係者は「ケガは恐れていたよりも深刻でした。トムは深刻な損傷を受け、回復までには数か月が必要です。彼は本作において一番のスターで、全てが彼を中心に回っています。スタジオのトップたちは、撮影を延期するしかないでしょう」と The Sun にコメント。トムはアメリカに戻って治療に専念し、撮影は4か月休止、2018年7月27日に予定されていた全米公開もクリスマスシーズンへの延期が濃厚だとしている。










ちなみに「ミッション:インポッシブル6」と「ジャスティス・リーグ」の再撮影は関係があり、両作に出演するヘンリー・カヴィルは「ミッション:インポッシブル6」で口髭を蓄えており、契約上、口髭を剃れない事になっている。その為「ジャスティス・リーグ」の再撮影では髭のまま撮影、デジタル処理で髭を消すことになっている。


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「デッドプール2」、スタントマンがスタントで事故死



バンクーバーで現地時間14日、ザジ・ビーツ演じるドミノの女性スタントマン、ジョイ・SJ・ハリスが死亡した事が伝えられた。プロのロードレーサーであり「デッドプール2」が初のスタントマンとしての仕事であった。

Crank Inが紹介する海外情報によるとバイクのコントロールを失い、ビルの全面ガラスに衝突。ドミノがヘルメットをかぶらずに撮影するシーンであった為、ヘルメットの着用がない撮影であったそうだ。この悲劇により撮影は中断され、再開の日程は明らかになっていない。キャストと監督が声明を発表している。




今回の事故を受けて主演のライアンは声明を発表。事故が起き、死者が出たことを伝えると「我々は失意にあり、ショックを受け、大きな打撃を受けています…。彼女のご家族や愛する人々が現在、抱えている悲痛は計り知れません。心からお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表した。

監督を務めるデヴィッド・リーチも「今回の悲劇について僕も作品に携わるクルーも気持ちを表す言葉が見つかりません。この辛い時期にご家族やご友人達のお心を察し、お悔やみ申し上げます」と、声明を通じて弔意を示した。




亡くなられたハリスかはわからないが、1週間前の撮影現場の写真にハリスと思われる人物が映っている。今回事故が起きた撮影もこれと関連するシーンであったのかもしれない。








デッドプール役ライアン・レイノルズ





ケーブル役ジョシュ・ブローリン




Source: Cinema Today, Crank In, Comic Book Movie