新たなDC映画「ニューゴッズ」、監督にエヴァ・デュヴァネイ








「ニューゴッズ」、監督にエヴァ・デュヴァネイ


「グローリー/明日への行進」のエヴァ・デュヴァネイ監督がDCコミックス「ニューゴッズ/New Gods」の監督を行うと報じられた。

この映画が属するユニバースについて、Varietyは現在のDC映画シリーズ(通称:DCEU)の一部と書き、Deadlineは現在のDCEUとは繋がりがないと書いているため、DCEUなのかどうかはわからない。



「ニューゴッズ」はジャック・カービーが原作。ニュージェネシスとアポコリプスの2つの惑星があり、ニュージェネシスはハイファーザーに統治されたのどかな惑星で、アポコリプスはダークサイドに統治されたディストピア(ユートピアの正反対の社会)。ニュージェネシスとアポコリプスは自身を神と呼び、彼らはフォースワールドとして知られる通常の時間や宇宙とは別の領域で生きている。

アポコリプスは映画「ジャスティス・リーグ」で登場する予定であった。劇中で「ニューゴッズ」と言及したステッペンウルフは原作ではダークサイドの叔父。映画では甥という設定に変更。

ちなみにデュヴァネイ監督は昨年、好きなスーパーヒーローをTwitterで尋ねられ、この作品に登場する「ビッグバルダ」と答えた事が確認されている。




エヴァ・デュヴァネイ監督の最新作は全米で現在公開中の映画「A Wrinkle In Time」で制作費は1憶ドル。「ニューゴッズ」も製作費が1億ドル超えの大作となる。




キャラクター紹介日本DC公式ウェブサイト


Big Barda
ビッグバルダ

穏やかに話しながら実力を行使する主義の者がいる。ビッグバルダはそうではない。かわりに、敵に強い印象を与え、畏怖の念を起こさせるまでの高い背丈と力をもって、名前そのままの行動をする。

バルダは子供の頃に母親から引き離され、アポコリプスのグラニー・グッドネスの「孤児院」で育てられ、そこで戦いの訓練を受けた。バルダは戦いを好み、挑戦してくるいかなる者も打ち負かしてきた。戦いにおける絶対的な力と比類なき腕によって、すぐに常に最も恐れられるアポコリプスの戦士となった——マルチバースで最も恐ろしく、残酷で悪質な戦士たちを生んだ世界で成した、注目すべきことである。バルダはその能力と強い責任感により、アポコリプスの暴君、ダークサイドに個人的な護衛として仕える残忍で強力な戦士たちの一団、フィメール・フューリーズのリーダーになった。バルダはダークサイドに長い間仕えた——ミスター・ミラクルに会うまでは。ふたりは恋に落ち、バルダはダークサイドの残忍さや全体主義の理念に疑問を持つようになった。やがてバルダは地球に逃亡することになった。アポコリプスの軍団やかつての仲間と戦い、その全員を打ち負かしながら。

バルダとミスター・ミラクルの緊密で情熱的な関係は、対照的な性格であるにもかかわらず続いている。ミスター・ミラクルは平和を好む穏やかな性格だが、バルダは戦いを愛し、闘争を楽しむ。ミスター・ミラクルを頭脳とすると、バルダは筋肉である。ふたりはより強力な存在となり、バルダはミスター・ミラクルをとても大事にしている。

ニューゴッドであるバルダは途方もないほどの力、素早さ、機敏さ、スタミナなどを備えている。また、さまざまな形の戦闘に習熟し、熟練の剣士であり、ワンダーウーマンと互角に戦える。背は高く、宇宙で最も高いヒーローのひとりであり、それだけでもバルダは最も敵に威圧感を与えるヒーローのひとりになっている。物理的な能力に加えて、バルダはその優れた能力を増強するアポコリプス人の鎧をまとい、見た目は小さいものの、山を平らにするほどの威力があるメガ・ロッドを振るう。高度科学技術による武器、メガ・ロッドによって、強力な衝撃を与える稲妻を発し、重力を増し、瞬時に遠く離れた場所にテレポートすることができる。

キャラクター情報
特殊能力: 強力な力、戦闘技術、耐久力、超人的な敏捷さ、瞬間移動、エネルギー噴出、武器のエキスパート、熟練の剣士
本名: バルダ・フリー



Mister Miracle
ミスター・ミラクル


アポコリプスで育ったスコット・フリーは、若い頃、ほとんど休む間もなくつらく苦しい思いをしてきた。しかし、残酷に扱われ、暴力を受けても、決してくじけることはなく、希望を捨てなかった。スコットは逃げることを夢見た。逃げられない場所から逃げるには、奇跡が必要だった――そこでスコットはミスター・ミラクルとなった。

ニュージェネシスとアポコリプスの破壊的で長引く戦争を止めるため、慈悲深いハイファーザーは和睦のしるしを示すことに合意し、息子をダークサイドの息子と交換することになった。事実上、子供をアポコリプスの地獄に送ることになったのである。ダークサイドはスコットをグラニー・グッドネスの「孤児院」に預け、そこでスコットは内面の善を破壊する、数え切れないほどの恐怖と拷問を体験した。しかしスコットが自分の無垢な心を手放すことはなかった。決して身体的には強くないスコットは、かわりに精神の訓練を始めた。精神的に自らを痛みから切り離し、理性、論理、そして問題解決の技術を磨き、思考においては並ぶ者がないほど賢い考えができるようになった。ついにスコットは逃亡を果たした。腕力ではなく頭脳によって成功したのである。恐ろしいアポコリプスを後にし、地球でスーパーヒーロー、ミスター・ミラクルとなった。

ミスター・ミラクルは仲間のニューゴッド、ビッグバルダと親密で熱烈な関係にある。ふたりはアポコリプスで出会い、対照的な性格にもかかわらず、あっという間に恋に落ちた。バルダは戦いを愛し、闘争を好むが、スコットは平和を好む穏やかな性格で、ただ普通の生活に適応していきたいと思っている。バルダにとっては残念なことに。対照的な性格にもかかわらず、互いに深く愛し合うふたりの関係は、DCユニバースで最も異色のもののひとつとなっている。

他のニューゴッズと同様、ミスター・ミラクルは超人的な筋力、素早さ、機敏さ、反射神経、持久力を備えている。生まれつきの才能に加えて、ミスター・ミラクルは多くの武器を持ち、また、エネルギーの転送、危険と生命の感知、フォース・フィールドの形成、衝撃波の発射、移動用のブームチューブの開放ができるマザーボックスなど、高度なアポコリプス人の技術を利用する。また、自分で改造したエアロディスクで200マイル毎時の速さで飛び、壁や天井にしがみつくことができる。驚くほどの知性と機知に富むミスター・ミラクルは、世界一の脱出の名人として非常に良く知られている。文字通りあらゆるものから逃れることができるのである――死からも。

キャラクター情報
特殊能力:
脱出芸の名人、強力な力、戦闘技術、耐久力、先進技術、瞬間移動、フォースフィールド
本名: スコット・フリー


Darkseid
ダークサイド

金儲けをたくらむ悪党(ヴィラン)がいる。敵に戦いで勝つことを望む者がいる。国を征服し、あるいは惑星を支配しようとする者がいる。こうした悪党(ヴィラン)たちを超える者がいる。世界をただ征服する以上の野望を抱いている。人間だけでなく――あらゆる存在の支配を望んでいる。ダークサイドがDCユニバースの悪党(ヴィラン)として登場した時、これ以上強力で凶悪な悪党(ヴィラン)は存在しなかった。

アポコリプスの世界の独裁者ダークサイドは、世界最強のヒーローたちが恐ろしいまでに小さく見えるほど大きな規模で活動してきた。パラデーモンという強力な生物の軍を指揮し、その宮廷は宇宙における最も堕落した、残虐行為を好む、恐ろしいほど強力な存在で構成されている。ダークサイドの限りない力は、その計り知れないほどの知能に匹敵するもので、目的を果たすために、普段は他の者を操り、支配することを好むが、ジャスティス・リーグの全員に単独で直接立ち向かうことができる。

ダークサイドは宇宙のすべての生物を奴隷として支配し、存在を望む姿に再構築し、究極の支配を及ぼすことを望んでいる。自由意志を根絶やしにし、ありとあらゆるものを支配し、足元に跪かせ、言いなりにすることを望んでおり、その手段を持っている。途方もない物理的な力、知性、神のような力とパラデーモンの軍を持ち、ダークサイドはこの世界とヒーローたちばかりでなく、彼の手が届く範囲にあるすべての世界に対する脅威である。まさにこの宇宙で最も危険な唯一の悪党(ヴィラン)なのである。

キャラクター情報
特殊能力: 強力な力、耐久力、天才的な知能、戦略、エイリアンテクノロジー、瞬間移動、エネルギー噴出





Source: Variety, Batman News, Comic BookIGN