「ジャスティス・リーグ」北米オープニング興収は1億ドルに到達しない、シリーズで最も悪いスタートの見込みに








「ジャスティス・リーグ」北米オープニング興収は1億ドルに到達しない見込みに


海外では公開が始まった「ジャスティス・リーグ」。北米オープニング興収は1億1000万ドル~1億2000万ドルと予想されていたが、9500万ドルとなる新たな予想をVarietyが、9300万ドル+とDeadlineが報じた。

これまで現在展開されているDC映画シリーズ(通称:DCEU)は4作品あり、それぞれの北米オープニング興収は「マン・オブ・スティール」(2013)1億1661万ドル、「バットマンVSスーパーマン」(2016)1億6600万ドル、「スーサイド・スクワッド」(2016)1億3368万ドル、「ワンダーウーマン」(2017)1億325万ドルと全て1億ドルを越えていた。新たな予想によると「ジャスティス・リーグ」はシリーズで一番低いオープニング興収となる。

Box Office Mojoの今年の北米オープニング興収ランクキングによると1億ドル越えでスタートしたのは6作品。ランキング順で書くと「美女と野獣」1億7475万ドル、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」1億4651万ドル、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」1億2340万ドル、「マイティ・ソー バトルロイヤル」1億2274万ドル「スパイダーマン:ホームカミング」1億1702万ドル、そして「ワンダーウーマン」1億325万ドルとなっている。第7位は「ワイルド・スピード ICE BREAK」の9878万ドルで、新たな予想で行くと「ジャスティス・リーグ」は第8位。

「ジャスティス・リーグ」は現在ロッテントマトでは支持率39%の平均点5.3/10で観客の支持率は86%の平均点は4./5。レビューの平均点を紹介するMetacriticのスコアは46/100、観客は7.4/10。出口調査の満足度を表すCinemaScoreではB+となっている。観客は批評家とは違いこの映画を楽しんでいるとうかがえる。「バットマンVSスーパーマン」や「スーサイド・スクワッド」と同じように批評家とファン&観客との楽しみ方の違いが出てきた。ただし、「ジャスティス・リーグ」は北米において、その2作品と同様のいい興収結果になるとは限らない暗い見通しとなっている。

「ジャスティス・リーグ」は11月23日に公開、日本ではフラッシュ役エズラ・ミラーの来日が報じられている。






DCEUの悪いニュースや噂に慣れたとはいえ、これは良くないニュース。現地のファンが支え、予想を覆す結果になる事を期待したい。






Source: Variety, Deadline, Box Office Mojo